樋野興夫ブログ 「がん哲学学校」

第239回「がん哲学学校」
我が人生の原風景 〜「がん哲学外来」の原点 〜

2018年02月27日


筆者が、世話人代表を務める『お茶の水がん学アカデミア』(順天堂大学に於いて)に出席した。永瀬浩喜先生(千葉県がんセンター研究所長)の『化学の目でがんを考える』、河野隆志先生(国立がん研究センター研究所ゲノム生物学研究分野長)の『FFPE試料を用いたがん関連遺伝子パネル検査の実践』の講演を拝聴した。大変勉強になった。日進月歩の最先端のScienceの学びである。

2009年から継続的に、『吉田富三記念 福島がん哲学外来』を定期的に行っている福島県立医科大学附属病院での『ピアサポートサロンひかり』に、参加した。患者・家族の方との有意義な、茶話会の一時であった。大変な状況にある患者さんが、「にもかかわらず」、「無邪気、小さなことに、大きな愛を込めて」、話される姿には、感動した。まさに、「人生の目的は、品性の完成である」の実体験となった。遠くから、参上の為の「時間の犠牲」は、貴重は時となった。

週末の土曜日の午後、『<がん哲学外来> 第69回 お茶の水 メディカル・カフェ in OCC』に参加した。県外からの参加もあり、会場は、満員であった。驚きである。個人面談も4組あり、人生の充実した学びである。我が故郷の『うさぎ(鵜鷺=鵜峠+鷺浦)』のバスの写真を持参された方も居られ感動した。筆者の少年時代が、脳裏に浮かび、今では、人口 約50名 である鵜峠で、生まれた筆者にとっては、最高のプレゼントとなった。涙なくして語れない。少年時代、海辺で、一人で石投げをしている時、30メートル後ろから何時も見守ってくれる老人の存在は、「我が人生の原風景」であり「がん哲学外来」の原点である。

日曜日の朝 (5:45 am) に「今、先日のBS日テレを取り上げての、がん特集に30秒程ですが、放映されました。地上波4、日テレアップ という番組です。『がんの新時代』という特集です。先生のアップのシ―ンでした。」との励ましのメールを届いた。「先生は俳優のーーさんに、似てられますね」との微笑ましいコメントも頂いた。午後は『新渡戸稲造記念 がん哲学外来 メディカルカフェ in 盛岡』で、講演『3周年記念 〜 がん哲学外来と新渡戸稲造 〜』を依頼された。OCCカフェには、新渡戸稲造の故郷の盛岡出身の方も、来て頂いていた。

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第238回「がん哲学学校」
「現代に求められるリベラルアーツ教育」 〜「最高のモデルの提示」〜

2018年02月21日


筆者が、客員教授を務める埼玉医科大学総合医療センターブレストケア科の『小江戸がん哲学外来』に赴いた。病院の掲示チラシには『「病気で人生に悩む方のための“言葉の処方箋”」、病気になってからの生き方を考える「がん哲学外来」』と紹介されていた。まさに「医療の隙間を埋める」の実践を痛感する。

東京女子大学(今年、創立100周年)の理事会に出席した。今夏の海の日(7月16日)に、氏家純一 理事長(野村ホールディングス名誉顧問)と、恵泉女学園の宗雪雅幸 理事長 (元富士フィルム社長) との3人で、軽井沢の『内村鑑三記念 石の教会』の近くで、信州大学医学部の教授の座長の下で、公開シンポジウム「新渡戸稲造 軽井沢夏季学校 校長就任100周年記念」(主催:軽井沢夏季がん哲学学校;協賛:東邦ホールデイングス、東邦薬品、ファーマクラスター、共創未来ファーマ)に赴く予定である。東京女子大学(初代学長:新渡戸稲造)、恵泉女学園(創立者:河井道の先生)創立には、新渡戸稲造が関係しており、筆者は、両校の理事を仰せつかっている。宗雪雅幸 理事長の『新渡戸先生の机』、氏家純一 理事長の『女子高等教育と新渡戸稲造』は、乞うご期待である。筆者は『国際教養と新渡戸稲造』を話す予定である。まさに、これこそ、「現代に求められるリベラルアーツ教育」の「最高のモデルの提示」では、なかろうか!

『新島襄記念 がん哲学外来 in 伊勢崎市民病院』 に赴いた。元群馬大学学長、日本郵政スタッフ株式会社の産業医の先生方も、面談を見学された。その後、『がん哲学外来 なごみカフェ』(伊勢崎社会福祉会館に於いて)に、出席した。群馬県の医師の方、「共愛学園 中学高等学校」の関係者も多数参加されていた。

週末、『がん哲学カフェ in 常盤台』(常盤台バプテスト教会に於いて)で講演と個人面談の機会が与えられた。歌のコーナーもあり『手のひらを太陽に』など、合唱された。本当に心が癒やされる、楽しい時を過ごした。また、『第26回「楕円形の心」』を拝読された方から{『何のために生まれて、何をしていきるのか 答えられないなんて、そんなのはいやだ〜♩』(アンパンマンのマーチの歌詞)が浮かんできました。}との励まされるメールを頂いた。

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第237回「がん哲学学校」
『次への進展』に向けて 〜『走るべき行程』&『見据える勇気』の訓練 〜

2018年02月14日


日曜日の午後、東久留米での定例の読書会に参加した。今回の箇所は、『武士道 第5章「仁・惻隠の心」』(新渡戸稲造著・矢内原忠雄訳
岩波書店)を拝読した。「高貴なる精神 〜 優しさ・憐れみ・愛〜」を学んだ、まさに『有効なる愛』である。読書会後は、インド料理(ルチア)を食べながら楽しい一時を持った。

また、{昨日は新訂版『われ21世紀の新渡戸とならん』を拝読させていただきました。真の国際人とは『静思から得られた結論を語る人物』というのには感銘を受けました。樋野カンパニーで、静思ができる空間と時間の提供をできる新渡戸セミナーハウスを設立したいですね。}さらに下記の感想も寄せられた。
『「商売成功の秘訣10か条に関して」 (32~34 page) の
1:自己にたよるべし。他人にたよるべからず。
2:本を固くすべし。さらば事業はおのずから発展すべし。
3:急ぐべからず。自動車のごときも、なるべく徐行すべし。
4:成功本位の米国主義にならうべからず。誠実本位の日本主義に則るべし。
5:濫費は罪悪となりと知るべし。
6:よく天の命に聞いておこのうべし。みずからおのが運命を作らんと欲すべからず。
7:雇い人は兄弟と思うべし。客人は家族として扱うべし。
8:誠実によりて得たる信用は最大の財産となりと知るべし。
9:清潔、整頓、堅実を主とすべし。
10:人もし、全世界を得るとも、その霊魂を失わば、何の益あらんや。
   人生の目的は金銭を得るにあらず。品性を完成するにあり。

こちら、ノートにメモして常に忘れずにいきたいと思います。』との、清々しい、覚悟ある、温かい、励ましのメールを頂いた。「樋野カンパニー」設立は、定年退職後の、地上における、筆者の人生の夢でもある。また、某出版から『後悔しない遺され方』(仮題)の出版企画の取材を受けた。まさに『次への進展』では、なかろうか。『走るべき行程』&『見据える勇気』の訓練の日々である。

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