樋野興夫ブログ 「がん哲学学校」

第219回「がん哲学学校」
『伊香保温泉がん哲学外来 in 新渡戸稲造セミナーハウス』:夢の現実化の雅量

2017年06月12日


『新島襄記念 がん哲学外来 in 伊勢崎市民病院』に赴いた。スタッフとの昼食は、大いに話が盛り上がり、敬老の日(9月18日)の午後は、『伊勢崎市民病院市民公開講演会』、夜は、『がん哲学外来 伊香保温泉シンポジウム』と、『速効性と英断と胆力』で、決定された。『内村鑑三記念 がん哲学外来 in 国立病院機構沼田病院』、『がん哲学外来 in 万座温泉』も協力されるとのことである。

思えば、15年前(2002年)に、今年4月逝去された原田明夫氏(元検事総長・東京女子大学前理事長)と、『新渡戸稲造生誕140年記念シンポジウム』を伊香保温泉で行った。まさに、『原田明夫氏追悼記念 〜 今、ふたたび 伊香保温泉 〜』
である。当時の女将に依頼され、2003年の『全国女将サミット2003年東京』(品川プリンスホテルに於いて)での講演が、鮮明に甦る。その時、筆者は大胆に、
   1)『新渡戸稲造セミナーハウス』を造れ!
   2)『ひも亭主』に集客させろ!
   3)火焔のうちにある燃料の如く自ら燃えよ!
と、あえて、挑発的な提言をした。後で、女将から多数のメール・手紙を頂いた。

伊香保温泉は、1897年、日本が誇る国際人・新渡戸稲造(1862〜1933)が療養した場所と若き日から、聞いていた為である。筆者は、2006年 現在、国立がん研究センター理事長・総長の中釜斉先生と、会長を務め、『日本疾患モデル学会総会〜「過渡期の指導原理と新時代の形成力」を求めて〜』も、開催したものである。先週、群馬大学医学部附属病院の看護師と伊香保温泉の東京案内所の所長が、順天堂大学に面談に来られた。『伊香保温泉 がん哲学外来 in 新渡戸稲造セミナーハウス』の夢を語った。夢の現実化の時代的到来を、感じた。

先週末、『がん細胞に人間が学ぶ』(勝田台文化センターに於いて)、『がん哲学外来 〜 対話学の学び 〜 』(放送大学 埼玉学習センターに於いて)の、講演をする機会が与えられた。『がん哲学外来 in 桃太郎 がんメディカルカフェ(主催:岡山大学病院 腫瘍センター・総合患者支援センター)では、『桃太郎の現代的意義〜性質の異なった者を容れるだけの雅量〜』について、触れた。

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第218回「がん哲学学校」
「菅野晴夫先生を偲ぶ会」〜『「がん哲学」の中で菅野思想を鼓吹く』〜

2017年06月05日


週末「福岡ホスピスの会 20周年記念・がん哲学外来1周年記念 公開講座」(福岡)で、九州がんセンター講堂と大名町教会ホールで、連続講演『病気は人生の夏休み』をする機会が与えられた。多数の参加があり、ホールは、満員であった。充実した時であった。今後、九州がんセンターにも、看護師さん達を中心に「がん哲学外来」が開設されることであろう。福岡空港で夕食の時を持ち帰京した。

「菅野晴夫先生を偲ぶ会」(主催:公益財団法人がん研究会;パレスホテル東京に於いて)に、wifeと出席する機会を与えられた。常陸宮殿下、華子妃殿下もご臨席下さり、菅野晴夫先生の奧様、息子様、娘様、さらに、吉田富三の娘様と、また、杉村隆先生(元国立がんセンター総長・前学士院長)を始め、著名な方々も出席され、菅野晴夫先生の人脈の広さ、高さ、深さを再認識した。一生、忘れ得に想い出となった。筆者は、スピーチ『がん研病理部で活躍し実験病理部長となる。「がん哲学」の中で菅野思想を鼓吹く』をする機会を与えられた。

筆者は、菅野晴夫先生から『広々とした病理学=「病理学」には限りがないことをよく知っていて、新しいことにも自分の知らないことにも謙虚で、常に前に向かって努力する』様にと学んだ。菅野晴夫先生から直接頂いた言葉の中に、

1)30代は、人に言われたことを、がむしゃらにやれ!
2)40代は、自分の好きなことに、専念せよ!
3)50代になったら、人の面倒を見よ!
4)60代になっても、自分のことしか考えていなかったら、恥と思え!

これは、「吉田富三先生が、自分に、話された言葉であるので、お前にも伝える」と、昼食の帰りに、語られた。まさに、「自分が一番大切と思ったことを、次の世代に伝える」教育の現場であった。人類・人間は、「不連続の連続性である」。

1)先に生まれたものは、後に生まれたものを、導く
2)後に生まれたものは、先に生まれたものを、訪う

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第217回「がん哲学学校」
がん哲学外来がもたらすエンパワーメント 〜 自然で、人の為になっている 〜

2017年05月29日


順天堂大学保健看護学部(静岡県 三島市)3年生に、特別講義『医療者の2つの使命』の機会が与えられた。また、東京医科歯科大学大学院 保健衛生学研究科 がんエンドオブライフケア看護学では、『「がんの病理」と「がん哲学外来」〜医療者の2つの使命〜』で、講義の機会が与えられた。聴講した大学院生には、『偉大なるお節介症候群』認定証を授与した。さらに、今年、開講された東京情報大学 看護学部で、公開授業『病とともにまちで暮らす〜がん哲学外来がもたらすエンパワーメント〜』の機会が与えられた。科目『病理学』の授業も依頼された。『看護師の病理学の学習 と がん教育 〜 純度の高い専門性と社会的包容力 〜』は、ますます、大切になると実感する、今日この頃でもある。

第1回文京区モデル『小学校におけるがん教育』検討委員会(文京区教育センターに於いて)に、筆者は、スーパーヴァイザーとして出席する機会が与えられた。(1)小学校におけるがん教育のあり方、(2)指導計画、(3)学習指導案について、活発な議論を行った。大変、貴重な、有意義な、一時でもあった。

2017年新潟ランチョン(ホテルオークラ新潟に於いて)で、講演『人生から期待される生き方』をする機会が与えられた。多数の参加者があり、大変充実した時であった。早速、『「昨日は、新潟ランチョンでの講演を本当にありがとうございました。参加者の多くの方々、ランチョン委員から、「本当に教えられました。」、「人に仕える生き方をしたいと思いました。」、「のんびりほっとして生きる決意をしました」、「多くのことを学びました。これからも使命を新たに 関わり続けたいと思います。」等々の、心温まる感想を、頂いた。

川崎市外科医会の学術講演会(川崎日航ホテルに於いて)で、『がん哲学週間〜 身近な人を「歯を食い柴って褒める」日 〜』で講演する機会が与えられた。
多数の質問も頂いた。今後、川崎市で、外科医による、「がん哲学外来・カフェ」が、開設されることであろう。ところで、最近、亡くなられた医師のメモに、『尊敬する人の欄に、「樋野興夫先生:生き方が自然で、そして人のためになっている」とありました。』との、大変、勇気づけられる、連絡を頂いた。

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