ブログ「がん哲学学校」

樋野興夫ブログ 「がん哲学学校」

第260回「がん哲学学校」
日野原重明先生 メモリアル コンサート 〜 命を見つめる心 〜

2018年07月23日


筆者は、『昇天一年メモリアル &“愛のうた”収録 CD発売記念 日野原重明プロデユース「べー・チェチヨル コンサート」(東京オペラシテイコンサートホールに於いて)に招待された。『ねむの木の子守歌』、『もしも ピアノが弾けたらなら』、『見上げてごらん、夜の星を』、『長崎の鐘』etcを拝聴した。日野原先生の息子様の奧様(義理の娘様)ともお話した。思えば、日野原先生が90 歳代の時:穂高で、100歳代の時:聖路加病院で、一緒に講演したのが、走馬燈のように甦る。最後にお逢いしたのは、義理の娘様に連れられて、ご講演に向かわれる新幹線の中であった。忘れ得ぬ想い出である。

「横浜市立大学 BHDネット事務局主催、日本学術振興会科学研究費助成事業 後援」による、第4回 Birt Hogg Dube Syndrome (BHD 症候群) 交流会で、『遺伝病も 単なる個性である社会構築に向けて』のタイトルで、講演する機会が与えられた(横浜市に於て)。参加者の真摯な姿勢には、大いに感動した。横浜市立大学医学部には、講堂「ヘボンホール」がある。アメリカ人のペンシルベニア州出身の医師ジェームス・カーティス・ヘボン(James Curtis Hepburn;1815~1911)は、幕末に訪日し、横浜で医療活動を行った。横浜近代医療の歴史は、ヘボンに始まると言われている。また、ヘボンは、東京で明治学院(現在の明治学院高等学校・明治学院大学)を創設し、日本の教育にも貢献した。交流会終了後、病理学・泌尿器学講座・医学部学生のスタッフとの夕食会は、『ヘボン会』設立で、大いに盛り上があがった。筆者は、顧問とのことである。実現したら、歴史的大事業で、歴史的快挙ともなろう。

土曜日の午後、『武田信玄記念・がん哲学外来1周年記念シンポジウム』(山梨県立中央病院に於いて)の講演に赴いた。シンポのテーマは、『がん患者さんとともに、支えあう風土を育む』であった。大変勉強になった。茶話会も、充実した一時であった。日曜日の午後は、『第26回たまプラ-ザ がん哲学外来カフェ 2周年記念 〜 命を見つめる心〜』で、講演する機会が与えられた(横浜市に於いて)。テーマは『あなたはそこに居るだけで価値のある存在』である。地道に活動されているスタッフの姿には、ただただ、感謝である。

ページトップへ 

第259回「がん哲学学校」
『新渡戸稲造 軽井沢夏季学校 〜校長就任 100周年記念を迎えて〜』

2018年07月17日


「<がん哲学外来> 第74回 お茶の水メディカル・カフェ in OCC」に出向いた。多数の参加者と個人面談があり、充実した時であった。配布資料の中には、『明日を考える会〜次世代の社会貢献〜』ニュースレター第6号が入っていた。筆者の「札幌農学校2期生『内村鑑三・新渡戸稲造』〜『プロの為さざること5箇条』〜」(『がん哲学』tobe出版)の文章が掲載されていた。筆者の生涯に強い印象を与えたに言葉は、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」(boys be ambitious)である。1877年、札幌農学校を率いたウィリアム・クラークが、その地を去るに臨んで、馬上から学生に向かって叫んだと伝えられている言葉である。もちろん、当時の筆者は、クラークのことも札幌農学校のことも知らず、クラーク精神が新渡戸稲造(1862-1933)、内村鑑三(1861-1930)という後に、私の尊敬する2人を生んだことも知らぬまま、ただ小学校の卒業式で、来賓が言った言葉の響きに胸が染み入り、ぽっと希望が灯るような思いであったものである。筆者の『がん哲学』の原点でもある。

先月は、軽井沢プリンスホテルでの「The 20th Academia Eurasiana Neurochirurgica(本郷一博会長/信州大学医学部脳外科教授)」の特別講演「Cancer Philosophy & Cancer Philosophy Clinic ~
“having a disease but not a sick person” ~」に赴いた。今回「海の日」に、シンポ『新渡戸稲造軽井沢夏季学校 〜 校長就任 100周年記念を迎えて 〜第2回軽井沢夏季がん哲学学校』(シオン軽井沢に於いて)が開催された。前日の夕方に入り、軽井沢ショッピングセンターを散歩し、翌日の早朝は北口の通りを静思・散策した。

【司会】 小泉知展 信州大学医学部附属病院 信州がんセンター長
【開会挨拶】 本郷一博 信州大学医学部附属病院 脳神経外科教授
【挨拶】 松谷高顕 東邦ホールディングス 相談役
【基調講演1】『新渡戸先生の机』宗雪雅幸 恵泉女学園 理事長
【基調講演2】『女子高等教育と新渡戸稲造』氏家純一 東京女子大 理事長
【がん哲学外来映画製作ダイジェスト版DVD】野澤 監督
筆者は、【総括・閉会】『国際教養と新渡戸稲造』の機会が、与えられた。

ページトップへ 

第258回「がん哲学学校」
『人生のリビリテーション』〜『がん哲学外来市民学会 第7回大会』〜

2018年07月11日


国立障害者リハビリテーションセンター学院で講義『人生のリハビリテーション』に赴いた。「本日は病理学を日本社会との関係性から、わかりやすく講義いただき大変感謝申し上げます。」と温かいコメントを頂いた。「学生街がん哲学外来・カフェ in お茶の水」(スヴエンソンお茶の水サロンに於いて)が開設され『がん哲学外来10周年記念 〜 個性を引き出す〜』を講話した。

「第8回 がん哲学外来コーデイネーター養成講座 in 富山」(富山県民会館に於いて)に参加した。中野民夫先生(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 教授)の講演『「教える」より「学び合う」場を創るファシリテーション』は、大変新鮮で、大いに勉強になった。筆者は、がん哲学外来市民学会代表として「講評・認定証授与」を行った。翌日は、『がん哲学外来市民学会(Cancer Philosophy Clinic for the People)第7回大会』(会長:竹川茂 富山県立中央病院緩和ケアセンター部長)が開催され、テーマは『明日の光りをみつけて』であった。富山県立中央病院 緩和ケアセンター部 ジェネラルマネージャー看護部 主幹 酒井裕美氏の総合司会のもと、筆者は、講演『八方塞がりでも 天は開いている 〜 個性を引き出す 〜』の機会が与えられた。発表「北陸3県の取り組み」は、[福井県] 福井県済生会病院 臨床心理士 車屋知美 氏、[石川県] 金沢大学保健学科 准教授 岡本理恵先生、[富山県] すまいる やまだホームケアクリニック理事長 山田毅先生、続いて、「在宅総合福祉センターきずな施設長染谷明子氏の講演『いつもそばに「笑い」を 〜 笑いヨガで心も身体も元気に! 〜』。午後は、「メーク & 医療用ウイッグショー &コンサート」第1部は、講師:スヴエンソン & 資生堂による『「メーク &医療用ウイッグショー:「美しさは、生きる力になる」」、第2部は、KEIKO & KOUJIコンサート:『歌とギター演奏で伝える「生きることへの感謝」』であった。筆者の為に「くちなしの花」も歌って頂いた。感激した。パネルデイスカッション『明日に光をみつけて』は、大会長の座長のもと、パネリストは宗本義則先生(福井県済生会病院集学的がん診療センター長)、山田圭輔 先生(金沢大学附属病院緩和ケアセンター長)、山田毅先生、染谷明子氏であった。筆者は 座長のアドバイザーの務めを与えられた。

ページトップへ