樋野興夫ブログ 「がん哲学学校」

第203回「がん哲学学校」
人生はまさに『ブーメラン』の如くである〜「解決できる道」を一緒に探す〜
 

2017年02月20日


「第7回 がん哲学外来 矢内原忠雄記念 本郷通りカフェ」が、本郷3丁目駅の近接で、開催された(ゆい訪問看護ステーション; DDO 会議室に於いて)。大変、充実した一時であり、会場は、一杯であった。筆者にとっては、若き日より、東大元総長の矢内原忠雄の書物を、夜を徹して、精読したものである。その矢内原忠雄を記念した「がん哲学外来」が、定期的に開催されるとは、人生の不思議さを感ずる今日この頃である。人生はまさに『ブーメラン』の如くである。

「日本地域医療連携システム学会」の理事会が開催され、「第1回 日本地域医療連携システム学会 / 第1回日本メディカルヴィレッジ学会」合同学術大会が今年12月2日企画されることが決定された(東京に於いて)。筆者は、第1回 大会長の拝命を受けた。人類の進む方向性となるであろう「医療の協働体」の「事前の舵取り」として、第1回合同学術会議は、歴史的な大会になる予感がする。

『新島襄記念がん哲学外来 in 伊勢崎市民病院』に赴いた。『新島襄記念がん哲学外来 なごみ カフェ in 伊勢崎市民病院』も、市民によって立ち上げられ、毎月第4火曜日午後、定期的に、開催されるとのことである。筆者には、新島襄と言えば『行いの美しい人』(a person who dose handsome)が脳裏に浮かぶ。

東御市の新聞「東信ジャーナル」の講演記事『「解決できる道」を一緒に探す』が、送られて来た(2017年2月7日付け)。ところで、新刊『苦しみを 癒やす「無頓着」のすすめ』(ブックマン社発行)の広告が、讀賣新聞(2017年2月15日付け)、日刊ゲンダイ(2017年2月17日付け)に、掲載されていたとの事である。

「〜がん哲学外来〜 MEDICAL VILLAGE メディカル・ヴィレッジ in 嬬恋村 万座温泉」(日進館)に、wifeと参加した。2月18日は講演会『Medical Village 構想〜想像力を刺激するものが数限りなくある〜』、2月19日はシンポジウム『「がん哲学外来 メディカル・ヴィレッジ」の展望』が、行われた。配付されたパンフレット『〜日本一の健康村をめざして!〜メディカルヴィレッジ構想』(メディカルヴィレッジ構想運営委員会)の「日本発の医療村モデル」には感激した。

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第202回「がん哲学学校」
中学生が立ち上げる! 〜 いかなる時代においても真理の証明者を残す 〜 

2017年02月13日


がん哲学外来「ロサ リカコンディトルム」開設記念シンポジウム(宮崎観光ホテルに於いて)で、特別講演『人生は百貨店のようなものだ ~ 状況の悪いときこそ明るい面を見よ ~』の機会が与えられた。宮崎を訪れるのは、何年ぶりであった。ホテルに面する大淀川を眺めながら思いに耽った。会場は、多数の参加者があり、満員の状況であった。「ロサ リカコンディトルム」は、バラ系統の花とのことである。懇親会も、大変、有意義な一時であった。早速、「医療側ができるがん哲学の手法についてカフェを作るというご提案をいただきました。実は院内がんサロンはあったのですが、宮崎県内の病院には広がっておらず、どうやって広めるかが課題でした。——— どうやって医師とコミュニケーションを取ればいいかという活動をしていたので、参考にさせていただきました。ありがとうございました。」との貴重なコメントを頂いた。今後も継続され、地域に深く根ざした「がん哲学外来カフェ」が定着されることであろう。

新刊『苦しみを癒す「無頓着」のすすめ』(Bookman社 発行)が送られて来た。本のカバーには、『がんと闘う医師・僧侶 田中雅博氏との、宗教の枠を越えた 魂の対話も収録!』と記載されてある。早速、読者から「田中住職との対談」、「QODという言葉」、「がん哲学の深さに感銘」、「生命の木の実」、「善悪の知識の木の実」、「がん細胞のリハビリテーション」の印象が、寄せられた。

建国記念の日、「日本初!中学生が立ち上げる! Medical Café by どあらっこ」
(名古屋市 みずほ在宅支援クリニックに於いて) に招待された。2017年2月9日付けの中日新聞夕刊の一面のトップに『愛知の3人「カフェ」設立;中学生 がんを癒やす 同じ悩み相談する場を』と紹介されていた。「代表は脳腫瘍、2人の母親は乳がん」と記載されていた。3人の無邪気な、真摯な姿に接し、大いに感動した。まさに、「愛は宇宙を動かし、これを支える能力である」、「いかなる時代においても真理の証明者を残す」(内村鑑三)の言葉が、鮮明に甦った。今度、定期的に開催され、また、ニュースレターの創刊も、決定された。大いなる祝福の『良きおとずれ』が、何時か、生徒に訪れることであろう。これこそ「がん教育の実践の器」となろう。NHK、中日新聞社の取材もなされた。

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第201回「がん哲学学校」
” Boys be ambitious ! ” 140 周年記念 〜 クラークの教育の原点 〜

2017年02月06日


日曜日の午後、社会福祉法人『千葉いのちの電話』主催で、「自殺予防の啓発を目的に地域の一般市民を対象として 厚生労働省の補助を受け、開催する事業」の公開講演会で講演『小さなことに 大きな愛を込めて がん哲学外来より』(千葉市:ホテルプラザ菜の花に於いて)する機会が与えられた。会場は、多数の参加者で、一杯であった。質問も多数あり、大いに感激した。昨年10月に、東京自殺防止センターの講演会『がん哲学外来へようこそ!〜対話出来る基盤の訓練〜』(御茶ノ水OCCに於いて)に続いての「電話相談員」による企画である。

週末の土曜日の午後、「米子医療センター がん医療講演会」(米子コンベンションセンターに於いて)に招待され、特別講演『病気は人生の夏休み 〜 病気であっても、病人ではない 〜』をする機会が与えられた。会場は、立ち見が出るほどの、大盛況であった。驚きである。前日の日本海新聞の広報(2017年2月3日付け)効果でもあろう。講演後は、「がん患者サロン 〜 スマイルサロン米子10周年のつどい 〜」に参加し、患者会の皆様と、大変有意義な一時を過ごした。今後、米子医療センターで、「がん哲学外来・カフェ」が、開設される予感がする。中海に面する米子(鬼太郎)空港から見る、雪で覆われた大山は、壮大であった。また、迫る夕日の景色も、大変、美しく、大いに感動した。

往復の飛行機の中では、30年ぶりに『クラークと内村鑑三の教育』について、読書し、静思した。昨年は、クラーク来日140周年記念で、札幌で、講演する機会が与えられた。今年は、クラーク離日140周年・札幌農学校2期生「内村鑑三 & 新渡戸稲造」入学140周年である。クラークが、札幌を去るときに、1期生に、島松駅で、馬上から “Boys be ambitious!” と叫び、林のかなたへ姿を消した風景が、鮮明に甦ってきた。今年、筆者は、函館と札幌で講演の機会が与えられている。まさに教育の原点 ” Boys be ambitious ! ” 140 周年記念である。

『悪い規制は罪人を減らすどころか罪を作る』(内村鑑三)の言葉が脳裏に浮かぶ、今日この頃でもある。『がん哲学外来』は、今年、生誕150年の夏目漱石の『成功せる愛は 同情を乗せて走る馬車馬である』の実践の場でなかろうか。

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